インプラント治療の後に起り得るリスクとは?

入れ歯 失った歯の機能を取り戻すことが出来る、見た目が不自然ではないなどの理由から、入れ歯やブリッジ治療ではなく、インプラント治療を選択する人が増えてきています。
また、それに伴ってインプラント治療を行なう歯科医院も以前よりも多くなってきています。
インプラント治療は失った歯の機能を取り戻すのに有効な治療ではありますが、専門的な手術の技術・知識が必要となるため、失敗のリスクもあります。
手術を受ける前には、リスクについても知っておくと良いでしょう。

インプラント治療の失敗例として挙げられるのが、神経麻痺があります。
手術中に神経を傷つけるなどすることで、手術後にしびれや違和感と言った後遺症に悩まされることがあります。
また、手術中には、血管を傷付けてしまう事によって、大量出血に繋がる可能性もあります。

インプラント治療を受けた10人に1人程度の割合で手術後に患部が大きく腫れてしまったり、アザが出来る事があります。
このような症状については、必ずしも失敗であるわけではなく、体質などが影響していることもあります。
多くの場合は時間の経過とともに症状は良くなります。

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込むという治療です。
この時に使う金属は、金属アレルギーの人でも症状が出にくいチタン製であることがほとんどです。
しかし、極稀ではありますが、チタンでも金属アレルギーのような症状が見られる人もいるようです。
歯科医院によっては、非金属製の人工歯根を用いているところもあるようです。

手術後のしびれや違和感などの後遺症を防ぐためには、手術前の検査をしっかりと行うところを選ぶようにしましょう。
レントゲン撮影だけでは、骨の状態まで把握することは簡単ではありません。
より詳細な状態を確認することが出来る歯科用CT検査を行っているところを選ぶことが大切です。

また、金属アレルギーの反応が気になるという場合には、あらかじめパッチテストを実施したり、血液検査によるアレルギー検査を実施しているところを選ぶようにしましょう。
歯科医院の中には、院内で検査を行なうことが出来ない場合には皮膚科で検査を受けるように指示されることもあります。
インプラント手術を受けた後にアレルギー反応が見られた場合には、埋入した人工歯根を取り除くという手術を受けなければならなくなりますし、その後は入れ歯を用いたり、ブリッジ治療を行なうことになります。